創業300年の職人の技
現在は都内に2店のみとなった柘植くしの専門店。
つげ櫛は静電気や摩擦がおきにくく適度に地肌の
マッサージ効果もあり「髪を美しくする道具」
として近年、再注目されている。
価格は一般的に美容師さんが使うプラスチック製の
物の10倍ほどだがその作り方に納得。
製作には年単位の時間がかかり、
乾かし、燻し、何度もねかしては日本の
湿度や温度にならす工程がくりかえされる。
材料も鹿児島の指宿(いぶすき)産にこだわるのは
日本の四季が適度な大きさの中にもしっかりとした
年輪をつくるため、2〜3世代まで使えるほどの
硬くて柔軟な質のいい櫛には必要不可欠だそうだ。
「本当にいいものを後世に残したい」
そんな美徳をもって仕事したいものです。
大切に使わせていただきます。
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