偉大なるジェフリーバワに魅了されて

今回の目的の2つ目はトロピカル建築の巨匠
ジェフリー・バワのランドスケープやデザインをみること。

世界最高級リゾートといえばアマンリゾートですが、
そのアマンの創始者、エイドリアン・ゼッカやアマンの
建築家のケリー・ヒルに大きな影響を与えたといわれる
のがジェフリー・バワです。

もともとイギリスのケンブリッジ大学で英文学を
学び、弁護士としての道を歩んでいた彼は、建築に
魅せられるようになり、長い世界放浪の後『ルヌガンガ』
に理想の別荘をつくろうとします。

これがその『ルヌガンガ』

1947年にこの地を入手してから半世紀にわたって
バワが手を加え続けた理想郷。
起伏に富んだ眺めの良い庭園に週末に使った
別荘やアトリエ、ゲストハウスが点在する。

実際にそこに足を踏み入れると、後にデザインした
数々のホテルや建築がこの自宅のこの場所で生まれたのでは
ないかと思える場所がいくつもあった。

歩いていて、その美しさに息を呑んだのは建物に
入る光の美しさ。そこに立ち尽くしてしまうほどの
感動を覚えたのは初めてだった。

バワの作るデザインはどこも自然を上手く取り込んで
いるのと、色々な場所に椅子を置いているのだけど、
そこに座るといつもハッとさせられる家具デザインや
景色が用意されている。
現代のどこかの国のただ自己主張の強い建物より
僕にとって数倍心地よく、人間には何が必要か
デザインというものがなんの為にあるのか
優しく教えられた気がした。

こちらは最後に訪れたヘリタンス・アフンガッラ。
バワにより初めて公案された
世界初のインフィニティープールのあるホテル。

どの角度から見ても隙がなく
植物の配置一つ一つも設計図に描かれていたと
いうから驚きだ。

部屋の中の調度品もシンプルで何十年もずっと変わらず
丁寧に使い込まれている感じが心地いい。


もう全てが『ツボ』なんです。


まだバリやプーケットのようにリゾート地として
完成されていない感じが、この世界にとって
貴重でもっとも価値のある資源である気がして
ならないのです。

ちなみにちゃっかりサーフィンも楽しんできました。
デトックスの旅のつもりでしたが、

やはり煩悩は捨てきれないですね。

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代表  /  Director
SHIGEO WATANABE   ワタナベ シゲオ

表参道の裏にアパートメントスタイルの
サロンを立ち上げて3年になります。
たった2席の空間でひとりひとりの髪に対する
思いを大切に、丁寧な施術で悩みを解決します。
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